- 車のエンブレムが特徴的な車は?
- 車のエンブレムが意味することって何?
- かっこいいエンブレムの車を購入したい。
今回はこんな意見に答えていきます。
車のエンブレムによって、かっこよさがかなり変わってきます。かっこいいエンブレムもあれば、少し微妙なエンブレムもあります。今回は、日本車から外車まで幅広く車のエンブレムを紹介していきます。
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日本車
現在日本には主要ブランドメーカーが9ブランドあります。普段運転していれば、必ず見たことがあるエンブレムばかりです。デザインの由来についても紹介していきます。
トヨタ

日本を代表するトヨタは、マーク内部のふたつの楕円の組み合わせ、「T」を表現すると同時に、ステアリングホイール、自動車自体を意味しています。 外の楕円を描くことで、トヨタをとりまくユーザーや世界を象徴しています。
レクサス

LEXUSは、トヨタが高級ブランドの位置付けで展開している高級ブランドです。高級を意味する「ラグジュアリー(Luxury)」と「法と基準」を意味するラテン語「レックス(Lex)」の合成している意味です。 それら2つの頭文字をとり、「L」がエンブレムとなっている。
スズキ

スズキ自動車を創業した鈴木道雄氏の苗字をとり、ローマ字の頭文字である「S」がエンブレムとなっている。この「S」のマークが親しみやすいという理由で決定し、それ以来58年間ずっと同じエンブレムを使用している。ユーザーにもかなり愛され、見慣れているエンブレムである。
スバル

スバルのマークは別名で「六連星マーク」と呼ばれています。日本では昔からプレアデス星団を「六連星」と呼んでいました。富士重工業が旧・中島飛行機系5社を吸収合併するということになり、新たに再出発という意味が込められています。
ダイハツ

ダイハツのエンブレムはブランド名である「DAIHATSU」の頭文字の「D」を意味しています。ブランド名である「ダイハツ」は、もともと大阪で発電機製造株式会社として経営していたそうです。その大阪の「大」と発電機の「発」を組み合わせ「DAIHATSU」になあったのが由来です。
ホンダ

ホンダを創業した本田宗一郎氏の苗字をとり、ローマ字の頭文字である「H」がエンブレムとなっている。経営者や技術者としても活躍しており、偉大な創業者と周りから思われていました。
日産

もともと「DATSUN」と書かれていましたが、文字を筆記体のカタカナで「ニッサン」と改名しました。その後、日産コンツェルン全体の社紋として統括企業に普及しましたが、 戦後の財閥解体とともに日産自動車のみの社紋としてローマ字表記の「NISSAN」に改名され現在のエンブレムになりました。
三菱自動車

三菱創業時の九十九商会が船旗号として採用した三角菱のマークが、現在の三菱のロゴにあるスリーダイヤの原型に当たります。 それがそのまま現在の三菱自動車のエンブレムになっています。
マツダ

創業者である松田重次郎氏の苗字の頭文字をとり、「M」のエンブレムになっている。未来への飛翔や将来への希望も込められた夢のあるエンブレムである。
イギリス車
日本では希少価値が高い高級車がたくさんあります。全体的に羽や翼をモチーフにしたエンブレムになっています。
ロールスロイス

ロールスロイスは技術者である「フレデリック・H・ロイス」とビジネスマンの「チャールズ・S・ロールス」の二人で開発された車である。二人の名前を組み合わせ、ロールスロイスになったのが由来です。その頭文字である2つの「R」を重ね合わせたエンブレムです。
MINI

車名である「MINI」に翼を組み合わせたエンブレムになっています。この翼はMINIの活力をイメージしている。
ベントレー

ベントレー社の創業者であるウォルター・オーウェン・ベントレーの頭文字「B」を使用し、翼を加えたエンブレムになっています。過去の戦争時に航空機エンジンを製造していたことから翼がモチーフにされています。
マクラーレン

エンブレムに描かれている翼は、エジプトのコガネムシの仲間のスカラベの羽をモチーフにしている。
ランドローバー

4WDを専門に車の開発を行っています。走り回るという意味の「ROVER」と大地という意味の「LAND」を組み合わせたエンブレムになっている。自然と大地をイメージし緑色に仕上げたデザインになっている。
ジャガー

エンブレムは、スピード感を感じさせるデザインになっている。スピード感と同時にスマートさ、スタイルにも拘ったデザインになっている。
ドイツ車
日本に展開されている高級車が多いドイツ車です。日本車とは違って深い意味が込められた特徴的なエンブレムが多数あります。
メルセデス・ベンツ

ベンツのエンブレムは「スリーポインテッドスター」と呼ばれている。陸・海・空3つのモビリティ全てにおいて頂点を目指すという由来が込められている。
アウディ

4つの輪を組み合わせたデザインのエンブレムです。独立した4社が団結するという意味が込められている。
BMW

「Bayerische Motoren Werke(バイエルン地方のエンジン工場)」の頭文字を意味しています。もともと航空機エンジンメーカーだったため、飛行機のプロペラをモチーフにしており、青と白の配色にすることでバイエルンの青い空と白い雲を表現しています。
フォルクスワーゲン

「Volkswagen」の「V」と「W」を上下に重ねたオシャレなデザインのエンブレムになっています。
ポルシェ

ドイツ・シュトュットガルト市の紋章である飛び跳ねた馬が描かれており、バーデンベルテンベルグ州の紋章の棘があります。2つの紋章が組み合わさったエンブレムです。
アルピナ

中央の盾の中に赤色と青色の対照的な色を配色したデザインです。赤は限りない情熱、青は知性と高い志を意味しているエンブレムです。
フランス車
どの国の車よりもオシャレなデザインに作られています。個性的なボディになっていますが、エンブレムも個性的なデザインになっています。
シトロエン

シトロエンのシンボルである「ダブル・シェブロン」をモチーフにしたエンブレムです。もともとV字型の歯車を生産していたため、V字のデザインになっている。
ルノー

輝かしいダイヤモンドをモチーフにしたデザインになっている。もともとは盾型をイメージしたエンブレムだった。
プジョー

ライオンマークが特徴的であるエンブレム。ライオンの特徴的な部分である「強さ」「しなやかさ」「強さ」の3つをモチーフにデザインされている。
イタリア車
オシャレな車から高価な車まで幅広く展開しているイタリア車ですが、エンブレムにはしっかりとした意味が込められています。
アルファロメオ

左には赤十字、右には蛇が描かれたエンブレムである。赤十字がもともとミラノの市章を意味し、蛇はヴィスコンティ家の紋章を意味しています。王冠を被った蛇が異教徒であるイスラム系のサラセン人を飲み込んでいると言われています。
ランボルギーニ

猛牛をモチーフにしたエンブレムです。「いつかフェラーリよりも優れた高級車を作ってやる」と心に決め、フェラーリの飛び跳ねている馬に対抗して、猛牛をエンブレムにしました。
フェラーリ

飛び跳ねた馬がモチーフになっているエンブレムです。国民的英雄であったイタリアのパイロット、フランチェスコ・バラッカが自身の戦闘機につけていたマークをそのまま授けたのが由来とされています。
フィアット

フィアットは、ブロンド名である「FABBRICA ITALIANA AUTOMOBILI TORINO(トリノの自動車製造所)」のそれぞれの単語の頭文字をとった略です。周りの円で最新技術を意味しており、常に高度な技術で製造を行っています。
マセラティ

創業の地であるボローニャのマジョーレ広場にある「海の神ネプチューンの三又の槍トライデント」をモチーフとしてデザインされたエンブレムである。三又の槍が特徴的であり、非常にかっこいいエンブレム。
アバルト
昆虫のサソリが描かれたエンブレムである。創業者のカルロ・アバルトの誕生日付きの星座がさそり座だったため、サソリをモチーフにしている。大きな獲物をサソリ自身の猛毒で仕留めるようなデザインで描かれている。