- スロコンを搭載しようとしている方
- オススメのスロコンを知りたい方
- スロコンについて知識をつけたい方
今回は、このような方にとっての記事になります。
車に搭載するアイテムとして、スロコンという制御装置があります。
スロコンとは、スロットコントローラーの略になっており電子式スロットルの開き具合を増減させる装置になっています。
こちらの制御装置を設置することで、満足度の高い走行性や実燃費の向上などに繋げることができます。
今回は、そんなスロコンについて様々な視点から見ていきます。
スロコンを設置することでの効果や良い点、向き・不向きの人などについて触れていきます。
最後には、オススメするスロコンなども紹介していきますので、これから購入しようとしている方はぜひ参考にしてください。
人によっては、設置しない方が良いパターンもあるので購入前にしっかり考えるようにしましょう。
スロコンの効果
まず初めに、スロコンの効果について触れていきます。
スロコンを設置することで、どのような効果があるのでしょうか。
これからスロコンを購入しようとしている方は、こちらの内容をしっかり理解しておくようにしましょう。
スロコンを設置することでの効果として、エンジンの出力を変えることができます。
エンジンの出力を変えられる
スロコンを設置することで、エンジンの出力を変えることができます。
スロコンとは、アクセルとエンジンコンピューターの間に設置される制御装置になります。
そこでアクセルの開き具合をスロコンで変化させることで、エンジンの出力を変えることができます。
スロコンの商品によって、変化させられる段階は異なります。
イメージがつきやすい例としては、レクサス車に搭載されているドライブモードの変更です。
レクサス車には、大半下記の3つのモードが搭載されています。
- ECOモード
- NORMALモード
- SPORTモード
こちらの原理もスロコンと同じ原理になります。
ECOモードではスピードが出にくく、SPORTモードでは鋭い加速をしていきます。
燃費の視点から見ると、ECOモードは低燃費でSPORTモードは燃費が悪くなります。
スロコンとは、上記の仕組みと同じ原理になります。
乗っている人や走行している道路状況に応じて走り方を変えられる効果があるのが、最大の特徴になります。
スロコンの良い点
次に、スロコンを設置することでの良い点を紹介していきます。
スロコンを設置することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
良い点を理解することで、自分にとって向き・不向きを判断することができます。
- よりスポーティな走りを実現する
- 燃費を考えた走行ができる
- その人の運転技術に合わせられる
よりスポーティな走りを実現する
スロコンのメリットとして、1つ目はよりスポーティな走りを実現するという内容になります。
上記でも少し触れていますが、スロコンを設置することでアクセルレスポンスが上がります。
アクセルレスポンスが上がると、圧倒的な加速力を実現できます。
純正の状態以上に鋭い加速になることで、ドライバーとしては非常に楽しい車になります。
しかし、思った以上に加速してしまうというケースもあります。
想像以上にスピードが出てしまい、前車や物に追突するという事故も発生しています。
アクセルレスポンスが上がることでよりスポーティな走りにはなりますが、事故にも繋がる危険性があるので注意が必要です。
スロコンという制御装置をしっかり理解した上で、設置する必要があります。
燃費を考えた走行ができる
続いての内容は、燃費を考えた走行ができるという内容になります。
アクセルレスポンスを上げられると上記で説明していますが、その逆でレスポンスを悪くすることもできます。
レスポンスを悪くするとストレスが溜まるほど鈍い加速力になりますが、その反面燃費がかなり良くなります。
スロコンは、何も鋭い加速力を与えるためだけの装置ではありません。
燃費向上にも繋げることができる装置になります。
特に、アクセルレスポンスを下げる場面は、下記の状況だと考えます。
- 渋滞中の道路
- 街乗り
- 見通しの悪い道路
- 急カーブのある道路
このような道路や場面では、スピードを出すとかなり危険です。
そのような状況でレスポンスを下げることで、事故のリスクを下げられるのに加えて燃費の向上に繋げることができます。
その人の運転技術に合わせられる
続いての内容は、その人の運転技術に合わせられるという内容になります。
スロコンを設置することで、アクセルレスポンスの上げ下げをすることができます。
道路状況などに応じてセットするのも良いですが、その人の運転技術に合わせてセットするのも効果的です。
先ほど紹介したレクサスなどの運転モードは、3つからしか選ぶことができません。
しかし、販売されているスロコンは数段階から数十段階まで変更することができます。
より精度の高い状態にセットすることができるので、細かい調整が効く装置になります。
そのため、その都度運転手に合った状態にセットできるのは大きなポイントになります。
ただし、セットできる段階については商品によって異なります。
より精度の高い状態にしたい方は、購入前に何段階にセットできるかを必ずチェックするようにしましょう。
スロコンの不具合・事故例
続いて、スロコンの不具合・事故例を紹介していきます。
スロコンは、上記のような魅力的な効果がありますが、その反面不具合なども報告されています。
一体、どのような不具合や事故例があるのでしょうか。
- 接触不良が出やすい
- アクセルレスポンスが良くてスリップ
接触不良が出やすい
スロコンの接触不良が最近多いな〜
譲ってくれた先輩には申し訳ないけん外そうかな〜 pic.twitter.com/BMf04htzXq— 𝐔𝐦𝐞𝐡𝐚𝐫𝐚 𝐓𝐚𝐤𝐮𝐦𝐢 (@ume_olllllllo_) September 20, 2019
スロコンの不具合として、1つ目は接触不良が出やすいという内容になります。
商品や使用年数によっては、接触不良が多い可能性があります。
スロコンは、長年使用しているとだんだんと接触不良が起きやすくなります。
接触不良を起こしてしまうと、当たり前ですが制御装置として作動しなくなります。
エラー表示が出た状態になってしまうため、運転中にどうしても気になってしまいます。
メリットを見る限りでは魅力的ですが、こういった不具合もあるので購入する際はしっかり考える必要があります。
アクセルレスポンスが良くてスリップ
サクサクとブログとかで事故に関して片っ端からまとめたので一応
事故直前の速度は約40キロちょいだった
コーナー立ち上がりでアクセル操作を誤りパワースライドとも取れる滑り方をして壁側に向いて突っ込んでしまった→スロコンでレスポンスが良かったこととマフラー交換した翌日でさらにレスポンス
— くろりすa.k.a赤い流星 (@Fee_Rene83) March 15, 2022
続いての内容は、アクセルのレスポンスが良すぎてスリップという事故事例になります。
上記の内容は不具合でしたが、こちらは事故事例になります。
内容としては、スロコンのレスポンスが良すぎてスリップし激突したという内容になります。
他にもマフラー交換や運転の仕方などに原因はありますが、スロコンも原因の1つとなります。
何度も記載しますが、スロコンを設置するとまるで違う車のような加速力になります。
スロコンがセットされているのをわからず、いつも通り運転すると事故る可能性が十分に高くなります。
レスポンスが良くなることで運転は楽しくなりますが、危険がたくさん潜んでいるという点も忘れずに運転するようにしましょう。
スロコンが向いている方
次に、スロコンが向いている方を紹介していきます。
スロコンが向いている方が、どのような方になるのでしょうか。
下記に該当する方は、スロコンに向いている方になるので前向きに検討するようにしましょう。
- 場面に応じて走行の仕方を変えたい方
- ドライブが趣味の方
- しっかり使い分けられる方
場面に応じて走行の仕方を変えたい方
スロコンが向いている方の1つ目は、場面に応じて走行の仕方を変えたい方になります。
道路状況は、道の混み具合によって走行の仕方を変えたい方はスロコンが非常にオススメです。
例題を挙げると、下記のような内容になります。
- 渋滞中の道路⇨レスポンスを下げる
- 高速道路⇨レスポンスを上げる
あくまで例になりますが、このような使い分けをすることができます。
渋滞中では、あまりスピードを出すことができません。
鋭い加速をしても、気持ちよく走行できないのでストレスだけがかかってしまいます。
そうなるのであれば、レスポンスは悪いが燃費を向上させた方が良いですよね。
こんな感じで、道路状況で走行の仕方を変えられる方にとっては魅力的なアイテムになります。
ドライブが趣味の方
続いての方は、ドライブが趣味の方になります。
自分の好きな車で、ドライブを趣味にしている方はスロコンがかなりオススメです。
スロコンを設置することで、純正の運転以上に楽しくなることは間違いありません。
ドライブする場所にもよりますが、爽快にドライブができる場所ではスロコンを上げることでストレスなくドライブを楽しむことができます。
自分の好きな車で、ストレスなくドライブできるのはかなり快適だと考えます。
しっかり使い分けられる方
続いての方は、しっかり使い分けられる方になります。
運転などが楽しくなるのは間違いありませんが、それ以前にスロコンをしっかり使い分けられるという部分が重要になります。
スロコンは魅力的な装置ではありますが、危ない部分もたくさん潜んでおります。
- レスポンスを上げているのに気づかず、アクセルをベタ踏みする
- 渋滞の中でもレスポンスを上げてしまう
- カーブが多い道でレスポンスを上げる
あくまで例になりますが、上記のような走行は非常に危険です。
しっかり理解していないと、使いこなせずに事故に遭う可能性もあります。
走行性について魅力的な部分はありますが、使用方法についてはしっかり理解して使用するようにしましょう。
スロコンが向いていない方
次に、スロコンが向いていない方を紹介していきます。
スロコンが向いていない方は、下記のような方々になります。
このような方が購入して設置すると、後悔する可能性もあります。
そのようなことを防ぐためにも、購入前にしっかりチェックするようにしましょう。
- あまり操作方法を理解していない方
- 運転に慣れていない方
あまり操作方法を理解していない方
スロコンが向いていない方の1つ目は、あまり操作方法を理解していない方になります。
スロコンの操作方法をいまいち理解していない方は、設置しない方が良いと考えます。
あまり理解していない方が使用してしまうと、上記で紹介したような事故が発生してしまいます。
いきなり加速して、前車に追突するという状況も考えられます。
そのような危険な事故を起こさないためにも、スロコンの設置する目的などを理解した上で設置する必要があります。
運転に慣れていない方
続いての方は、運転に慣れていない方になります。
運転に慣れていない方も、スロコンの設置は避けた方が良いと考えます。
運転に慣れていない方というのは、具体的に下記のような方になります。
- 免許を取って間もない
- あまり運転をする機会がない
- 運転があまり好きではない
このような方は、スロコンの設置を避けるようにしましょう。
上記の内容と少し似ていますが、運転に慣れていない方はアクセルの踏む感覚などもまだ分かってない状況です。
そのような状態でスロコンを設置してしまっては、非常に危険になります。
運転に慣れていない方は、運転に慣れてから設置した方が良いと考えます。
おすすめスロコン3選
最後に、オススメするスロコンを紹介していきます。
スロコンは、ネットなどで検索すると多くの商品が展開されています。
正直、初めて設置する方などはどれを購入すれば良いかわからないはずです。
そのような方は、とりあえずこれから紹介する商品を検討してみてはいかがでしょうか。
魅力的な商品かつ初めて設置する方でも満足するような商品を記載しています。
これから購入しようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
- PIVOT スロコン 3-drive
- BLITZ ブリッツ POWER THRO NA
- Rupse スロットルコントローラー
PIVOT スロコン 3-drive
安全性を最優先したスロコン
こちらの商品の特徴は、安全性を最優先したスロコンになります。
こちらのスロコンは、12段階から調整が可能なスロコンになります。
12段階からなるスロコンになりますが、それに加えて安全性能にも力を入れています。
こちらのスロコンは、ブレーキで即解除することができる仕組みになっています。
また、衝突軽減システム車にも適用しているので、安心して設置することができます。
走行性に大事ですがその前に安全性も重要になるので、その点を考えている方にとっては魅力的なスロコンになります。
KUNFINE 自動車スロコン
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46段階もの調整が可能
こちらの商品の特徴は、46段階もの調整が可能という内容になります。
大きく分けて、6つのモードから展開されており全てで46段階に調整することができます。
より細かい調整をすることができるので、その道路状況に合わせてセットすることができます。
また、走行性の向上やレスポンスを下げることでの燃費の向上などにも繋がります。
走行性を楽しみつつ、燃費も確保することができるので魅力的な商品です。
こちらのスロコンは、スズキ スイフトに適用している商品になります。
BLITZ ブリッツ POWER THRO NA
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レスポンスコントロールとパワーコントロールが独立
こちらの商品の特徴は、レスポンスコントロールとパワーコントロールが独立というなります。
こちらのスロコンは、レスポンスコントロールとパワーコントロールが独立した仕組みになっています。
独立していることで、それぞれでON/OFFをすることが可能です。
仮に、スロコンをOFFにしたとしてもパワーコントロールを動作させることができます。
このような仕組みのスロコンは、他の商品を見ても少ないと感じます。
他の商品と差別化された、魅力的な商品です。
それなりに価格は高くなりますが、実用性の面を求めるのであればこちらの商品がオススメです。