- 冠水が多く発生する地域に住んでいる方
- 災害などに弱い車を知りたい方
- なるべく災害に強い車を知りたい方
今回は、このような方にとっての記事になります。
近年、大雨による冠水や災害などが非常に多く発生しております。
大雨による冠水が発生する度に、復旧作業や土砂の後片付けなど非常に大変な状態になってしまいます。
大雨による冠水となると、車の観点からも被害が大きく発生します。
車の水没による故障や走行中身動きが取れなくなってしまうという状態にもなり兼ねません。
このような状態になってしまうと人命にも関わる状況となってしまいます。
大雨による災害が発生しやすい地域では、なるべく冠水に強い車を乗る必要があります。
ということは、冠水に弱い車に乗ってしまうと起こった災害時に故障するリスクが高まってしまうということになります。
そこで今回は、冠水に弱い車を紹介していきます。
冠水に弱い車を知っておくことで、災害が発生しやすい地域ではこのような車は避ける必要があります。
住んでいる地域の特性を理解した上で、それに適応した車選びをすることで後悔なくカーライフを楽しむことができます。
冠水や災害に弱い軽自動車
まず初めに、冠水や災害に弱い軽自動車を紹介していきます。
冠水や災害に弱い軽自動車は、どのような車種になるのでしょうか。
軽自動車の中でも、車高が低い車から高い車まで展開されております。
購入する軽自動車によっては、災害に適していない車種もありますので注意が必要です。
- ホンダ S660
- 日産 SAKURA
- スズキ ラパン
ホンダ S660
車種名 | S660 |
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乗車定員 | 2名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,180 mm |
燃費 | 16.0km/L〜 |
新車価格 | 2,032,000円〜 |
- マフラー位置が低い
- ドア位置が地上に近い
- サイドにインテークの穴が開いている
冠水や災害に弱い軽自動車として、1つ目はホンダのS660になります。
こちらの車種は、軽自動車でありながらツーシーターの車種になります。
通常の軽自動車以上にコンパクトなボディサイズになっていますが、オープン仕様となっており最高のドライブを楽しめる車になっております。
ドライブ好きの方からすれば、最適な車になります。
その反面、冠水や災害には弱い車になります。
最大の弱点は、走行性を重視していることによる車高の低さとボディデザインになります。
マフラーやドア位置が地上に近いことで、冠水している道路は基本的に走行不可能になります。
走行してしまうと、室内への水の侵入やエンジンの故障に繋がります。
また、サイドにインテークの穴開いております。
ここからも水が侵入してくる恐れがあるので、注意が必要です。
日産 SAKURA
車種名 | SAKURA |
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乗車定員 | 4名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,655 mm |
燃費 | – |
新車価格 | 2,493,700円〜 |
- 停電時に使用できるほどバッテリーが大きくない
- 充電満タン時の航続可能距離が短い
- 充電スポットが近くにないと活用できない
続いての車種は、日産のSAKURAになります。
こちらの車種は、軽自動車の電気自動車になります。
コンパクトな電気自動車ということで、幅広い年齢層に注目されている車種になります。
電気自動車は災害時の停電が起きた際に、バッテリーを活用し電気を供給することが可能です。
しかし、SAKURAの場合はバッテリーの容量に問題があります。
普通車の電気自動車と比較して容量が小さいことで、停電時の電力としては少ないのではという懸念があります。
また、航続距離が短いので緊急時に充電がないと走行不可能になる可能性もあります。
災害時のことを考えると、様々な観点で不便さが出てくると考えます。
スズキ ラパン
車種名 | ラパン |
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乗車定員 | 4名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,525 mm |
燃費 | 20.68km/L〜 |
新車価格 | 1,210,000円〜 |
- 車高が低いかつタイヤサイズが小さい
- 悪路を走破するほどの力強さがない
- ドア下部からの浸水がしやすい
続いての車種は、スズキのラパンになります。
こちらの車種は、可愛らしいデザインから若い年代に人気のある車種になります。
ボディサイズも小さく、視界も広く確保できるため免許取り立ての初心者の方にもオススメです。
そんなラパンですが、冠水や災害時にはあまり向いていないので注意が必要です。
車高が低く、タイヤサイズも小さいことからすぐ浸水してくる危険性があります。
また、4WDの使用を購入したとしても走行性の力強さをあまり感じないことから、悪路の走行はかなり厳しくなります。
可愛らしく魅力的ではありますが、実用性の面では不満を感じる車種になります。
冠水や災害に弱い外車
続いての内容は、冠水や災害に弱い外車を紹介していきます。
冠水に弱い外車となると、どのような車種がラインナップされているのでしょうか。
外車にも様々なタイプの車がありますので、しっかり特徴を押さえた上で購入する必要があります。
- メルセデス・ベンツ Aクラスセダン
- フォルクスワーゲン アルテオン
- フォルクスワーゲン ポロ
メルセデス・ベンツ Aクラスセダン
車種名 | Aクラス セダン |
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乗車定員 | 5名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 4,419mm×全幅 1,796mm×全高 1,423mm |
燃費 | 15.9km/L〜 |
新車価格 | 4,190,000円〜 |
- 許容されている最大水深25cm
- 特に車高が低いセダンタイプ
- 水の中だけでなく悪路の走行にも向いていない
冠水や災害に弱い外車として、1つ目はメルセデス・ベンツのAクラスセダンになります。
こちらの車種は、公式HPより最大水深が許容されています。
そこで記載されているのは、最大水深が25cmとなっております。
それもゆっくり走行し、波を立てないようにすることが条件となっております。
基本的にSUVで60cm~70cmは走行可能になるので、やはりセダン系はかなり冠水して道路に不向きということがわかります。
また、水の中だけではなく悪路でも走行が不向きになります。
せっかくのメルセデス・ベンツが傷だらけになる可能性もあるので、なるべく悪路は走行しないようにしましょう。
フォルクスワーゲン アルテオン
車種名 | アルテオン |
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乗車定員 | 5名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 4.865mm × 全幅 1.875mm × 全高 1.435mm |
燃費 | 10.61km/L〜 |
新車価格 | 6,460,000円〜 |
- 整備された道路を走行する車
- 乗り心地は最適だが悪路に適していない
- 水深が浅い場所でも冠水する可能性あり
続いての車種は、フォルクスワーゲンのアルテオンになります。
こちらの車種も、上記のAクラス同様に車高が低いセダンタイプになります。
セダンタイプは基本的に冠水した道路に不向きですが、その中でも特にアルテオンは不向きになります。
特に、最大水深などは記載されていませんが、Aクラス同様に25cm程度が限界になります。
水溜まりの状態によっては、水深が浅いところでも浸水する可能性があります。
乗り心地は最適な車ですが、悪路には向いていないので注意が必要です。
フォルクスワーゲン ポロ
車種名 | ポロ |
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乗車定員 | 5名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 4,060-4,075 mm x 全幅 1,750 mm x 全高 1,440-1,450 mm |
燃費 | 16.2km/L〜 |
新車価格 | 2,334,000円〜 |
- 大雨により冠水した事例あり
- 冠水した道路を走行しただけで水没する可能性あり
- 災害時は安全な場所に避難させたい車種
続いての車種は、フォルクスワーゲンのポロになります。
こちらの車種は、口コミを見ても冠水した事例がある車種になります。
それも前の車が通れたため、後ろをついて行ったら浸水してしまったようです。
他の車種では問題ない道路でも、ポロだと車高が低いことで浸水する可能性があります。
完全に冠水している道路になるのと、水没する危険性もあるので注意が必要です。
災害が発生しそうな場合は、安全な場所に避難させたい車になります。
冠水や災害に弱いミニバン
続いての内容は、冠水野菜がに弱いミニバンになります。
基本的にミニバンは大丈夫かとように思われがちですが、決してそういうわけではありません。
車種によっては車高が低いものもあり、水の中のような悪路を走行できない車も多くあります。
家族の車としても使用されるミニバンになりますので、細かい部分までチェックした上で検討する必要があります。
- トヨタ シエンタ
- ホンダ オデッセイ
- 日産 エルグランド
トヨタ シエンタ
乗車定員 | 5名〜7名 |
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全長×全幅×全高(mm) | 全長 4,260 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,695 mm |
燃費 | 10.8km/L〜 |
新車価格 | 1,818,000円〜 |
- タイヤ半分の水位で室内に水が入り込む
- 冠水した道路を走行する走破性がない
- 冠水した道路で電気装置が故障する可能性あり
冠水や災害に弱いミニバンとして、1つ目はトヨタのシエンタになります。
コンパクトなミニバン車で、運転席からの視界が広く死角も少ないので非常に運転しやすいファミリーカーになります。
しかし、災害などにはあまり適していません。
基本的にタイヤの半分くらいの水深が、走行する上での限界の指標になっております。
シエンタの場合は、タイヤの半分くらいに行くと室内に水が入り込んでしまいます。
また、冠水した道路でスライドドアなどの電気系の故障も考えられます。
こういった事例も過去に起きているため、災害にはあまり向いていない車になります。
ホンダ オデッセイ
車種名 | オデッセイ |
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乗車定員 | 7名〜8名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 4,855 mm x 全幅 1,820 mm x 全高 1,725 mm |
燃費 | 7.80km/L〜 |
新車価格 | 3,495,000円〜 |
- 水圧により部品が取れる事例あり
- 車高が低いことでより水圧がかかりやすい
- フロアへの浸水にも注意が必要
続いての車種は、ホンダのオデッセイになります。
こちらの車種も車高が低いミニバン車になっているため、冠水した道路に弱い車になります。
過去の事例としては、水圧によって部品やエアロパーツなどが外れてしまったというようなことが起こっております。
車高が低いことによって、フロント下部にかかる水圧は強い力が加わってしまいます。
それにより、パーツが破損なんてことにも繋がってしまうので注意が必要です。
また、外装だけでなくフロアへの浸水も事例として挙がっております。
車高が低いだけで、悪路に適さない状態になるので注意が必要です。
日産 エルグランド
車種名 | エルグランド |
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乗車定員 | 7名〜8名 |
全長×全幅×全高(mm) | 全長 4,965-4,975 mm x 全幅 1,850 mm x 全高 1,815 mm |
燃費 | 10.2km/L〜 |
新車価格 | 3,695,000円〜 |
- 大型ミニバンの中でも車高が低い
- 水の中の走行で抵抗を受けやすい
- 悪路走行に適していない大型ミニバン車
続いての車種は、日産のエルグランドになります。
こちらは大型ミニバン車になりますが、大型ミニバンの中で見ると一番車高が低い車になります。
オデッセイ同様に車高が低いことによって、水の中の走行になるち抵抗を受けやすくなります。
力強い走行性能は持っていますが、車高が低いことで不向きの車になるので注意が必要です。
逆に、力強い走行性能を持っているので悪路の走破性は高いと考えます。
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