- 中古車のプリウスを購入しようとしている方
- 中古のプリウスが気になっている方
- 中古車プリウスの注意点を知りたい方
今回は、このような方にとっての記事になります。
トヨタから展開されているプリウスは、幅広い年代に非常に人気のある車種になります。
デビュー当時は他にはない圧倒的な燃費を実現し、車業界に衝撃を与えています。
ハイブリッドモデルは、プリウスから始まったとっても過言ではありません。
国産車の中でも上位を争うほどの燃費になっているので、できるだけガソリン代をかけたくない方に人気のある車になります。
しかし、中古車のプリウスを購入する際は注意する必要があります。
プリウスの中古車は、中古車市場に数えきれないくらいの台数が出回っています。
その中には、品質がかなり低くすぐに故障してしまう可能性もあります。
燃費が良かったとしても、修理代などで費用がかかってきてしまうと意味がありません。
そんなプリウスの中古車を見極める部分はどこになるのか紹介していきます。

プリウスを中古で購入するのをやめた方が良い理由
まず初めに、プリウスを中古で購入しない方が良い理由を紹介していきます。
その理由は、全部で3つあります。
- ハイブリッドシステム・バッテリーが故障しやすい
- 過走行車が多い
- メンテナンスしてない車が多い
ハイブリッドシステム・バッテリーが故障しやすい

中古のプリウスはやめた方が良い1つ目の理由は、ハイブリッドシステム・バッテリーが故障しやすいという内容になります。
冒頭の部分でも触れているように、プリウスはハイブリッドカーになります。
そのため、必ずハイブリッドシステムと駆動用バッテリーが備わっています。
◉ハイブリッドシステムとは…◉
下り坂や減速時などのエンジン動力を必要としない状況で電気エネルギーを蓄え、発進時や加速時など、より多くのエネルギーが必要なときに、蓄えた電気エネルギーを使うことで、燃料から効率よくエネルギーを取り出すことを目的とします。
◉駆動用バッテリーとは…◉
ハイブリッドカーを走らせるための特殊なバッテリーで、ニッケル水素電池や地理有無イオン電池が採用されている。
プリウスの心臓ともなるこの2つの部品は、年々劣化していく部品になります。
低燃費を実現しているプリウスですが、走行する距離や年数によってどんどん燃費が低下していきます。
最悪の場合は、故障してしまい修理しなければいけないということにもなります。
中古車のプリウスが安いからと言って適当に購入してしまうと、購入後1年経たずに故障するケースもあります。
そのため、中古車のプリウスは走行距離や年数をしっかりチェックする必要があります。
2つの部品の目安となる交換頻度と交換費用については、以下のようになります。
- ハイブリッドシステム⇨交換頻度:15万キロ〜20万キロ 交換費用:20万円〜30万円
- バッテリー⇨交換頻度:15万キロ〜20万キロ 交換費用:20万円
これらを目安にチェックするようにしましょう。
過走行車が多い
続いての理由は、過走行車が多いという内容になります。
プリウスの中古車を見てみると、過走行車が非常に多いです。
プリウスを購入する方の特徴として、仕事で車を使用する方や通勤距離が長い方が多いです。
そのため、走行距離を気にせず乗っている方がほとんどなのです。
ある程度走行距離が伸びてきたら売却するといったパターンになるので、中古車市場には過走行車が多く出回っています。
だからこそ中古車市場から状態の良いプリウスを探すには、時間がかかると言われています。
そこで過走行車を購入してしまうと、上記で記載した注意点のように部品の劣化による故障が発生してしまうので注意が必要です。
店舗を回ったり、ネットを駆使してなんとか状態の良いプリウスを見極める必要があります。
メンテナンスしてない車が多い
続いての理由は、メンテナンスしていない車が多いという内容になります。
車のメンテナンスなども車の状態に大きく関わってきます。
前のオーナーさんによっては、一切車のメンテナンスをしていない場合があります。
車のメンテナンスをしていないと、いつ故障するかわからないような状態になります。
メンテナンスを怠ると、燃費の低下にも繋がってきます。
2年ごとに車検は当然やっていますが、それ以外にも1年点検が必要です。
適度なタイミングで消耗品をしっかり交換することで、故障しにくくなるのでメンテナンスは非常に重要です。
中古車市場でプリウスを探す際は、メンテナンスの有無などについてもチェックするようにしましょう。
購入するべきでない中古プリウスの特徴
次に、購入するべきでない中古車のプリウスを紹介していきます。
これから紹介する特徴を抑え、中古車のプリウスを選ぶ際は注意するようにしましょう。
- 走行距離が10万キロ以上である
- 初年度登録から7年以上である
- 修理歴がある
走行距離が10万キロ以上である
購入するべきではない1つ目の特徴は、走行距離が10万キロ以上であるという部分です。
走行距離が10万キロ超えているプリウスは、できるだけ避けるようにしましょう。
上記の部分でも紹介したように、10万キロを超えてくると部品類の劣化が進んでいきます。
- 「購入後にハイブリッドシステムが故障した。」
- 「部品が故障して修理費用数万円もかかった。」
- 「燃費が思ったほど良くない。」
走行距離が多いと、このような事例になってしまう可能性もあります。
走行距離が長くなればなるほど、車の状態がどんどん劣化していきます。
定期的なメンテナンスをしていても、故障する可能性はあるのでできるだけ過走行の車は選択しないようにしましょう。
初年度登録から7年以上である
続いての特徴は、初年度登録から7年以上であるという内容になります。
この状態のプリウスもできるだけ購入しない方が良さそうです。
距離数がそんなに伸びていなくても、初年度登録の年数も非常に重要になります。
7年以上経過していると、車検を3回は受けている計算になります。
車検の3回目くらいまでは、大きな部品の交換もなく費用を抑えてプリウスに乗ることができます。
しかし、車検4回目以降になると、車検時に部品の劣化による部品交換が発生する場合があります。
そうなると数万円から数十万円かかる可能性があるので、注意する必要があります。
維持費をできるだけかけたくない方であれば、初年度登録から7年以下の車種を選択しましょう。
修理歴がある

続いての特徴は、修理歴があるという内容になります。
絶対に修理歴のあるプリウスを購入してはいけません。
修理歴のあるプリウスを購入してしまうと、購入後すぐ故障してしまう可能性があります。
修理をしているとは言っても、車のどこかにダメージを受けているのは確かです。
修理歴のある車は、修理歴のない車と比べて故障するリスクが非常に高いです。
プリウスは過走行車が多いため、その分修理歴がある車も多くあります。
車体の凹みなどはもちろんのこと、水没車や故障車などもこれに該当するので、しっかり見極める必要があります。
車の細かい部分までのチェックを怠らないようにしましょう。
購入すべき中古プリウスの特徴
次に、購入するべきの中古車プリウスの特徴を紹介していきます。
これから紹介するような特徴があれば、安心して乗り続けることができます。
中古車市場でプリウスを探そうとしている方は、以下の特徴に注目して探すようにしましょう。
- 走行距離が短い
- 過去のメンテナンス記録が残っている
- 認定中古車で取り扱っている
走行距離が短い
購入するべき中古車プリウスの1つ目の特徴は、走行距離が短い車です。
中古車でプリウスを探す際は、走行距離が短いプリウスを探すようにしましょう。
その目安としては、5万キロ以内が目安になります。
走行距離が5万キロ以内であれば、絶対に故障する心配がありません。
また、燃費の低下も心配ないので、満足感の高いプリウスに乗ることができます。
走行距離が短いことによって、部品の耐久性の部分に影響しています。
5万キロ以内であれば、全然部品も問題ないので安心して乗り続けることができるでしょう。
過去のメンテナンス記録が残っている
続いての特徴は、過去のメンテナンス記録が残っているという内容になります。
必ず、過去のメンテナンス記録が残っているプリウスを購入するようにしましょう。
過去のメンテナンス記録が残っていることで、修理歴などもチェックすることができます。
この記録が残っていないと、過去に何か都合の悪いことがあったに違いありません。
記録が残っていない車を購入してしまうと、すぐ故障してしまう可能性も十分にあり得ます。
メンテナンス記録が残っていることで、プリウスの心臓とも言えるハイブリッドシステムとバッテリーの状態なんかも確認できます。
購入前にチェックすることで良質な状態かどうかを見極めることができます。
この部分にも着目して、プリウスの中古車選びをするようにしましょう。
認定中古車で取り扱っている

続いての特徴は、認定中古車で取り扱っているという内容になります。
中古車のプリウスを購入する場合は、できるだけ手厚いメンテナンスがついている車を購入するようにしましょう。
そこでオススメするのが、トヨタの認定中古車です。
トヨタの認定中古車は、以下のようなメリットがあります。
- 約60項目の点検整備
- 消耗品の交換実施
- 修復歴車なし
- 中古車ハイブリッド保証
- ロングラン保証
このようなメリットがあるので、取り扱っている中古車は全て良質なものばかりです。
購入するときも安心ですし、手厚い保証などもついているので購入後も安心できます。
一般中古車店にはないようなメリットもあるので、とにかく安心してプリウスに乗りたい方は認定中古車から選択するようにしましょう。
年代から選ぶ中古プリウスを購入する際の選び方
続いて、プリウスの各年代に分けて説明していきます。
中古車のプリウスは、各年代で注目すべき部分が異なります。
この部分を誤ってしまうと、購入後に故障してしまう可能性もあります。
また、燃費が低下していて満足感を味わうことができないことにもなってしまいます。
そうならないためにも、各年代で中古車プリウスを購入する際の選び方をチェックしておきましょう。
プリウスには、初代から4代目までの4つの年代に分かれています。
初代は、中古車市場でも少なくなってきていることから、今回は2代目から4代目までを紹介していきます。
2代目プリウス

1つ目に紹介する年代は、2代目プリウスになります。
この年代のプリウスは、以下のような方にオススメです。
- 燃費性能を求めている方
- コスパ良くプリウスに乗りたい方
- 維持費をあまりかけたくない方
価格帯⇨80万円〜
この年代のプリウスは、初代と比べて燃費性能が向上したモデルになります。
2003年〜2011年の長い年数展開されたモデルになっており、燃費性能の部分を見るとコスパがかなり良いモデルになります。
エクステリアのデザインや室内の環境については、古さを感じる方もいますが、低燃費を実現できているので維持費があまりかかりません。
また、価格帯も約80万円〜となっているので、購入しやすい価格帯になっています。
中古車のプリウスを安く購入したいという方にとっては、非常に魅力的なモデルになります。
3代目プリウス

続いては、3代目プリウスになります。
この年代のプリウスは、以下のような方にオススメです。
- 室内空間の充実性が向上
- 一番乗っている方が多いモデル
- 2代目よりも燃費性能が向上
価格帯⇨80万円〜
現在、中古車市場に一番出回っているモデルが3代目のプリウスになります。
2代目と比較すると、室内空間の充実さが向上し乗っていて満足度が高いモデルになります。
燃費性能も向上しており、2代目よりもガソリン代がかからないのが特徴です。
中古車市場に多く出回っていることから、中古車を安く購入することができます。
状態の良いプリウスを見極めれば、安く満足するプリウスを購入することができるでしょう。
4代目プリウス

続いては、4代目プリウスになります。
この年代のプリウスは、以下のような方にオススメです。
- デザインにも拘っているモデル
- 燃費だけでなく運転していて楽しいモデル
- 状態の良い未使用車が出回っている
価格帯⇨150万円〜
最新型のモデルになっているが、4代目プリウスになります。
当然のことですが、過去のモデルと比較して全体的に性能が向上しているモデルになります。
2015年に展開されているため、現在中古車市場には未使用車が多く出回っています。
そのため、状態の良いプリウスが多数あり、購入後も故障なく乗り続けることができます。
未使用車は、新車よりも安く購入することができるので、お得に最新型のプリウスに乗ることができます。
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