みなさん。こんにちは。
今回は、天皇即位パレードで使用するお車についての記事になります。
10月22日に予定していた即位パレードですが、先日の台風19号の影響で11月10日に延期になったことは日本中の方が耳にしていると思います。
そのパレードで注目されるポイントの一つとしては、『どのようなお車が使用されるのか?』という点がかなり気になりますよね。
実は、もう既に使用するお車は決定されており、準備も万全の状態だそうです。
その気になるお車がこちらです。
【最高級車 センチュリーのオープンカー】

今回はこの誰もが驚く天皇即位パレードで使用される『最高級車センチュリー』について紹介していきます。
Contents
『最高級車センチュリー』とは?
それでは今回使用されるお車『最高級車センチュリー』について紹介します。
『センチュリー』とは、『世紀』という意味が込められており、トヨタグループの豊田佐吉の生誕から100年を記念して誕生したお車である。
初代モデルが発表されたのは1967年(昭和42年)であり、主に日本国内の官公庁や企業などで公用車・社用車として使用されています。

後部座席の広さや乗降のしやすさなど、快適性に重視したお車になっているので非常に最高級なお車として世界で有名になっている。
お車選定する上での条件
式典に使用されるお車はなんでも良いというわけではありません。
かなり厳しい条件が式典委員会から掲げられており、その条件を満たしていないと当日使用されないそうです。
◎お車に求められた厳しい条件5つ◎
- 国内で入手する事ができるお車
- 車列を組む他の車両より車格が高く、サイズが大きい
- 後部座席に一定の広さを確保可能
- 安全性能が充実している
- 環境性能が非常に高い
車内に施された工夫
- 改造を施しオープンカーへ
- 天皇・皇后両陛下を気遣った後部座席
- 安全装備の充実は当たり前
改造を施しオープンカーへ
今回使用されるお車『センチュリー』は、改造を施しオープンカーになっています。
元々はオープンカーではなく、普段見慣れた形のお車だったそうですが、今回のパレードの為に『最高級車センチュリー』を改造し、誰が見ても圧倒されてしまうデザインのオープンカーに仕上げたそうです。
ボディサイズは、全長5340mm、全幅1930mmとかなり大きいサイズになっている。
5000ccのエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車で、燃費は1リットル当たり13.6km/Lです。
天皇・皇后両陛下を気遣った後部座席
上記の改造した内容の1つに後部座席を前席よりも4cm高くし、25度後ろに傾けた改造がされています。
この目的としては、天皇・皇后両陛下の姿を見やすくする為に後部座席の見直しを行ったそうです。
乗り心地だけを重視するのではなく、パレードに適したお車にする為に試行錯誤されたお車に仕上がっていますね。また、パレードを見る側からでもお姿を見れるということはかなり楽しむ事ができるのではないでしょうか。
安全装備の充実は当たり前
パレードに使用されるお車はもちろん安全装備が充実しています。
安全装備といえば前席の方が充実しているのが当たり前ですが、今回使用される『最高級車センチュリー』は違います。
天皇・皇后両陛下が乗車される後部座席にサイドエアバックを装備されている他、衝突回避や自動ブレーキシステムを備え、絶対に事故を起こさないような安全装備になっています。
安全装備については、パレードに使用するお車を選定する上で絶対条件と言ってもおかしくない項目ですよね。
これだけの安全装備が備えてあれば、安心してパレードに望む事ができます。
誰もが驚愕する最高級車の価格

最高級者というほどなのでかなりの金額がするのはみなさん想像つきますよね。
さらに今回のお車は改造されているので改造するのにも多額のお金がかかっています。
その気になる価格は、
【約8000万円】
一般人である私からしたら考えられない価格です。この価格を聞いた瞬間「さすが最高級者センチュリーだな。。。」と感じました。
パレード当日に拝見したらきっと圧倒されるような存在感を放っている事間違いなしですね。価格を聞くとさらに楽しみになってきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、11月10日に行われる「天皇即位パレード」で使用されるお車『最高級車センチュリー』に関する記事でした。
今回紹介した内容の他にもセンチュリーの魅力的な部分はたくさんあるに違いないです。
「天皇即位パレード」は日本だけではなく世界各国が注目している行事であり、そんな世界級の行事に使用するお車なので日本の自動車界の高い技術をアピールするチャンスでもありますよね。
今回使用するお車であればどの国の方が見ても「日本の技術は非常に高い」と感じる事間違いなしです。
また、『最高級車センチュリー』をまだ写真でしか拝見していないのでパレード当日実物を見るとさらに見惚れてしまうかもしれません。
使用されるお車に興味がある方は是非パレードに足を運んでみてはいかがでしょうか。